🖋️2019-12-10 🔄2019-12-10
by shibanyan_1

もう外でコーヒーが飲めない?!マキネッタの魅力と使い方を徹底解説

マキネッタ ラテ

TL;DR #

1年半前、「おうちでスタバ並のラテが飲みたい!」という願いから、エスプレッソマシンを物色したあの夜。
高いな、安いのは怖いな、と思ってたその時、私は「直火式エスプレッソ」通称「マキネッタ」の存在を知ることに。

ビアレッティ ブリッカを使うようになった今は、もうドリップには戻れないし、もはやそんじゃそこらのカフェではドブ水満足できない体に。

マキネッタとは・選び方 #

家庭用にエスプレッソマシンの簡易版として生まれた直火式エスプレッソ、通称「マキネッタ」。

ビアレッティ モカエキスプレスプレスが有名。
19世紀前半に発売され、コーヒーショップ"バール"に行かなければ飲めない、かつて男性の飲み物とされたエスプレッソを、マキネッタの筐体に描かれた「ひげおじさん」のモデルとなったビアレッティが、家庭でも味わえるようにしたものらしい。
cf. https://bialetti.jp/index.php?dispatch=pages.view&page_id=18

エスプレッソマシンほどの圧力はかからないが、濃厚なエスプレッソが抽出できる。
クレマはあまり無い。

私が買ったのは、エスプレッソマシンには届かないもののより高い圧力で抽出できるビアレッティ ブリッカ
濃厚なエスプレッソでつくるラテが飲みたかったのでこちらを選んだ。
クレマはマキネッタの中では多め。

特殊バルブ内蔵で、クレマのあるエスプレッソを淹れることができます。
抽出の最後に圧力をかけ、人工的にクレマを作ることができる。モカエキスプレスの進化版。
cf. https://bialetti.jp/index.php?dispatch=categories.view&category_id=51

モカエキスプレスもブリッカもアルミ製だが、こちらのビアレッティ ヴィーナスはステンレス製。アルミが気になる方にオススメ。

目の保養に新品の輝きを載せておく
マキネッタ ラテ マキネッタ ラテ
マキネッタ ラテ マキネッタ ラテ

マキネッタの使い方とコツ #

マキネッタの使い方は至ってシンプル。

  1. 水入れて
  2. 粉入れて
  3. 火にかける

ただ、美味しく抽出するには少しコツがあるので、その辺りを手順に沿って解説する。

水を入れる #

エスプレッソが抽出されるカップに目印があるので、際まで水を注ぐ。
更に濃くしようと水の量を少なくすると、適切な圧力がかからず不味いエスプレッソが抽出されるので、目印通りの量を入れる(気持ち多め)。

ほぼ差は分からないが、水道水が美味しくない地域では、ミネラルウォーターを使うと良いと思う。

マキネッタ ラテ

カップから水タンクへ注ぐ。

マキネッタ ラテ

マキネッタの豆の選び方・挽き目・保存 #

豆の選び方 #

美味しいエスプレッソ・ラテをつくるには、以下が重要。

  • 豆の鮮度
  • 好みの品種
  • 好みの焙煎

基本的にスーパーで売っている豆や粉は鮮度が悪いので、お近くの専門店や輸入食品店で買うことをオススメする。
私の場合はKALDIを利用しているが、都心であれば目の前で焙煎してくれるなど、様々な専門店があるので色々試してみると良い。

売られている豆のなかでも、人気がある豆の方が回転率が高いので、より新鮮な場合が多い。

個人的なオススメは、

  • イタリアンロースト(アイスブレンド)
  • エスプレッソブレンド
  • フェアトレード コロンビア
  • コロンビア プレミアムダークロースト

微妙なのは

  • ドイトンコーヒー
  • モカフレンチ

地雷は

  • グアテマラ フレンチ

抽出時点でクレマが怪しかったりと、豆本来の味というより、鮮度の影響が大きい気がする。
忘れないよう、選んだ豆は必ずメモして、ランキングもつけておくと良い。

マキネッタ ラテ

豆の挽き目 #

よくある間違いは「極細挽き」。
マキネッタはエスプレッソマシンとは違い、極細と細の間~細挽きが適切。

極細では目詰まりを起こしたり、湯の通りが偏って、結果的に不味いエスプレッソになる。
適切な挽き目を選んでいれば、エスプレッソの中の微粉が気になることはないと思う。

手挽きのミルと電動のものがあるが、ある程度粉目を細かくする必要があるので、手挽きでは骨が折れるかもしれない。
保存さえしっかりできていれば、味の落ちも最低限で済むので、店側でやってもらうのも手。

豆の保存 #

豆や粉の味を落とさず保存するには以下が重要。

  • そもそも長期保存しない(せめて2週間程度)
    焙煎した豆、更に粉の場合は日持ちしないので、早めに消費する(消費できる量をこまめに購入する)。

  • 完全に密閉する
    コーヒー豆や粉が入った袋は密閉されているとは限らないので、基本的に密閉容器に移し替える。

  • 冷凍庫で保存する
    長めに保存する場合、すぐ使う場合でも、冷凍庫に入れるのは手。
    私の場合、KALDIのコーヒー豆が入った袋に穴が空いているので、更にジップロックで空気を抜いて保存したりする。

粉の詰め方が味を制す #

予め水をタンクへ注いだ後、バケットをはめて、直接粉を入れてしまうのが楽だと思う。

マキネッタ ラテ

最初の1杯は筐体を横に振って全体に行き渡るように均したほうが良い。

マキネッタ ラテ

少し山ができる程度に粉を盛る。ビアレッティ ブリッカに限り、圧力が適切にかかるよう、バケット満タンの粉を入れる必要がある。
残りの粉がある場合はすぐに蓋を閉めよう。

マキネッタ ラテ

筐体を叩いたりトントンして均すと、通る道が狭すぎて湯が粉全体に行き渡らず、不味くなる。
叩いて均すのではなく、上からタンパーで軽く押すのが、マキネッタで美味しいエスプレッソを抽出するコツだ。

マキネッタ ラテ

因みに画像のタンパーは自作だが、丁度よい直径55mmの製品があるので、頻繁に使う方はオススメ。
タンパーを自作あるいは代用する場合、バケットの内径ピッタリのものでないとあまり意味がない。

最後に、カップを取り付ける前に、周囲についた粉を落とす。
挽き目が不適切に粗い粉の場合、取り除かないと完全に圧力が逃げてしまうので注意。
適切な挽き目でも、取り除いておくのが吉。

マキネッタ ラテ

パッキン・フィルターをつけて、カップを取り付ければ準備完了。
ビアレッティ ブリッカは通常のマキネッタに比べ、かかる圧力が大きいので、気持ち強めに締めておこう。

マキネッタ ラテ マキネッタ ラテ マキネッタ ラテ

火加減・抽出時間 #

最初はマキネッタの幅いっぱいの火で早く水を温める。

マキネッタ ラテ

1、2分程経ったら、火を弱すぎない程度に弱める。
暫くすると、紅茶のように鮮やかなエスプレッソが少し漏れてくると思う。

マキネッタ ラテ

非推奨だが、少し重しを足してあげると、更にまろやかなエスプレッソになるかもしれない。

マキネッタ ラテ

「シューッ」という音を立ててクレマのあるエスプレッソが抽出される。
ここでクレマが出ない場合、粉の詰め方が適切でないか、鮮度が悪い。
ここまで、正常であれば3~5分。10分はかからない。

マキネッタ ラテ

泡を立ててより大きな音を立てて勢い良くエスプレッソが吹き出したら、即座に火を止める。
出来ることなら、抽出が終わる前にコップに注ぎ、最後の方は捨てる。

マキネッタ ラテ

クレマは必要か #

抽出されたエスプレッソは2cupでこの量。50mLといったところか。
コップに注ぐとクレマは徐々に消えていくが、抽出時にしっかり出ていれば問題ない。

マキネッタ ラテ マキネッタ ラテ

カフェラテにおける牛乳の重要性 #

カフェラテはエスプレッソ2に対してミルク8と言われているが、私は1:10くらいになっているし、スタバはもっと薄いと思う。その辺りはお好みで。

カフェラテではミルクが命なので、低脂肪牛乳や成分調整牛乳はあまりオススメしない。

マキネッタ ラテ

周りから変な目で見られるかもしれないが、ビーカーは使い勝手が良いのでオススメ。
300mLが丁度良いと思う(濃いめの場合は200mL)。

洗い方 #

冷やす #

まずはマキネッタの筐体全体、特に結合部を冷やす。
十分に冷えないと、固くて開かない。
重しも圧力がかかっている場合があるので、ガス抜きしてあげると良い。

マキネッタ ラテ

中のバケットを取り出すと、飲む前に答え合わせができる。
ここが万遍なく湿っておらず粉が乾いた部分があったり、大きく隙間ができているとあまり美味しくない。

マキネッタ ラテ

洗剤で洗うべきでないのか #

洗剤で洗うと風味が損なわれため、基本的に水洗いが良いと言われている。
コーヒーの油によるコーティングは剥がれますが、頻繁に使わない場合は良いかもしれない。

水洗いであってもフィルターが目詰まりしないよう、たまにブラシなどで念入りに洗ってあげるとよい。

マキネッタ ラテ

重しが開かないときは、気合いで開けよう!w