10TB DC向け内蔵HDDが2万で?! 例の外付けHDDを購入・分解・取付 WD100EMAZ
外付けHDDという製品を買うことは少ないが、ずっとこのブログで外付けHDDと言ってみたかった。
例のHDDとは 見出しにジャンプ
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中身がWD100EMAZ-00WJTA0という、元はHe充填のDC向けHDDという噂。
ただし、明示されていないので予告なく変更される場合がある。
本体にはR/N: US7SAL100
と表記されており、旧HGST Ultrastar DC HC510の回転数を7200rpm->5400rpmに落としたものと推測できる。
MSIP-REM-HGJ-US7SAL100 Hard Disk Drive
Product Manual: Ultrastar DC HC510 (He10) OEM Specification - SATA models
巷で「超星」と呼ばれるあの高耐久なハイエンドHDD Ultrastarが、WD Red 国内価格よりも安く手に入るというのは朗報だ。 -
米尼の方が安い。
Amazon.com発送の商品なので、転送業者は要らず、日本の住所に直接送れる。
初めて米尼を利用する場合は、サポートが受けられない場合があるため、Amazon.co.jpとは別のメールアドレスでのアカウント新規作成を推奨。
購入した方
10TBモデルは期待できるが、8TBはガチャなので注意。
https://www.amazon.com/dp/B07G3QMPB5/
こんなのもあるらしい
https://www.amazon.com/dp/B07CMH78R5/
日尼だと1.5倍近い価格になる。
- 内蔵化するには分解が必要。
- 残念ながら3.3V問題がある。
分解 見出しにジャンプ
PCに内蔵するので、早速分解します。
カバーの取り外し 見出しにジャンプ
一見人畜無害な辞書に見えて、10TBもある
スライド式の蓋を取ると、4点を防振ゴムで支えられているのが分かる。
ゴムをズラしながらケースを剥く。
透明なプラスチックの線は抜いてしまって良い。
基盤の取り外し 見出しにジャンプ
外付けHDD用の基盤を留める2つのネジを外します。
基盤をスライドするようにSATAから抜いて…
よくできました
PCへの組み込み 見出しにジャンプ
逸般的なHDDはネジ穴の位置が違うらしい(にわか的感想)。
あとは、お使いのPCや鯖のベイへ取り付けて完成です。
3.3V問題 見出しにジャンプ
私の環境Seasonic Titanium SSR-TDでは、3.3V問題の対策でペリフェラルに一度変換して、のような対策をしなくても問題なく使えました。
使ったのはこっち | |
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HDDが認識されない 見出しにジャンプ
M.2がSATAの一部とトレードオフだったので、挿す場所を変えました。
まさか5台もHDDを載せる日が来るとは思っていなかった。
デバイスマネージャで正しく認識されれば、フォーマットし、ドライブレターを割り当てることで、エクスプローラに表示されます。
使ってみてわかったこと 見出しにジャンプ
若干騒音が大きい 見出しにジャンプ
WD BlueやSeagate Barracudaよりは圧倒的に静かな部類だが、WD PurpleやSeagate IronWorfと比べると低音が少し響くような気がする。
数台なら大丈夫だと思うが、HDDを雑誌のように購入される方で、騒音に関して気になる場合は何らかの対策が必要だと思う。
レスポンスが早い 見出しにジャンプ
大容量ファイル・細かな大量のファイルの移動は特に安定し、バックアップだけでなく頻繁にアクセスするようなデータでも、ある程度遜色無く使えるレスポンスと感じた。
下手なSSDよりは余程良い。
CrystalDiskMark 7の「現実性能」を測ってみた。
WDの例のHDD(2万強 10TB)と紫(1万強 4TB)を #CrystalDiskMark 7で比較 pic.twitter.com/js1nxaZaez
— しばにゃん@home (@shibanyan_1) November 1, 2019